働く仲間インタビュー

ストック型のビジネス展開で安定的な収益をキープ

私は創業メンバーの一人として、法人化以前から当社に関わってきました。その当時から中小規模物件の清掃ニーズは確かに存在していましたが、単発のハウスクリーニングを請け負うケースが目立ちました。そのため繁忙期はアルバイトを雇うほど多忙な反面、閑散期はほとんど仕事がないという状況に陥りがちだったのです。そこで、当社では月単位、年単位の長期的な契約に基づく清掃に特化することで、定期収入が発生するストック型のビジネスを展開していくことにしました。

おかげで年間を通して安定的に収益を挙げられるようになり、毎年、十数％の成長を更新しつづけて、この数年は20％台をキープ。この勢いを実現している要因はいくつかありますが、パートナーシップ事業部の立ち上げが大きな力となっています。もともと当社では2030年までにFC事業をスタートさせる予定でした。しかし、お客さまからの問い合わせがあるのにもかかわらず対応できない案件が多かったことから、予定を早めて2020年秋から検討に入りました。

業務委託パートナーとの協力で、清掃品質やサービスを向上

将来的には全国展開を見据えて

私の部署ではDX化も推進しており、手書きだった報告書をタブレットPCで作成するシステムをリリースしました。掃除後のデータや写真を入力して送信すれば、タイムラグなくオーナー・管理会社に報告できるとあって効率化が一気に進行。直近では新バージョンの開発が進んでおり、さらなるDX化を実現していきます。

計画では将来的に全国の主要都市にも出店していく予定。そのためにも会社の体制の整備にさらに勤しんでいくつもりです。個人的には上場までもっていきたいと描いていますが、当社ならば実現は不可能ではないと思っています。

お客さま満足度を追求し、プラスαの付加価値提案

巡回清掃は契約しているアパートやマンション、オフィスを定期的に訪問し、掃き掃除や拭き掃除を行うというシンプルな仕事です。けれども、お客さまの満足度を追求している当社では、プラスαの付加価値提案にこだわっています。例えば、照明が切れていたり、設備が壊れていたりしていることに気付いたら、お客さまである建物のオーナーさまや管理会社に連絡。また、「草を刈ってほしい」「猫よけ対策をしてほしい」などといった要望にも、できる限り対応するようにしています。

若手のうちから責任あるポジションを任せてもらえるのも、当社の特徴ですね。私は入社4年目で、池袋店の責任者に抜擢されました。マネジメントで大切にしているのは、「指示」ではなく「相談」をするというスタンス。親世代のスタッフさんが多いのですが、積極的に頼ることで気持ちよく働いてもらうことができると考えています。

現場に立ち続けることで、スタッフの気持ちを理解するマネジメントを

社内の雰囲気の良さにひかれて入社

入社のきっかけは当社を訪問した時に感じた社内の雰囲気の良さに心ひかれるものがあったからです。試しに清掃業務の体験にも参加したところ、現場のスタッフの皆さんも人柄が良い人ばかりで、清掃未経験の私も安心して働けると入社を決めました。

最初の1年間はさいたま店で勤務。まずは1人のスタッフとして、1日につき5～6件ほどの物件の清掃に取り組みました。担当物件の多くは賃貸住宅で、共用部であるエントランスや通路などの清掃を行うほか、水漏れや破損などが見受けられた場合、管理会社などに連絡していち早く修繕できるように促していきます。最初の頃は清掃にも時間がかかってしまい、苦戦させられていましたが、当社の場合、マニュアルなども整っていますから、場数を踏んでいくと段々とできることが増えていきました。清掃が終わった後、目に見えて綺麗になっているのがわかるのは、仕事をする上でのモチベーションとなりました。

初めての業務も先輩のサポートで安心